笑って泣ける魔界ストーリー!アニメ「まいりました!入間くん」のレビューまとめ

アニメ

こんにちは!

今回はアニメ「まいりました!入間くん」についてレビューしていきます!

魔界という世界観が面白くて、いろいろな魔法の力があるので戦闘シーンも迫力があります。また学校に通うお話ですが、異世界感の中に人間界の少女漫画がでてきたり、ドッジボールや学園祭、部活なども魔界風というのが面白いです。

異世界ものや学園ものだけじゃものたりないなという方におすすめかと思いますが、魔力を使った戦闘シーンやそれぞれの家系により能力があったりと魅力的です。
またちょこちょこっと恋愛のフラグがたっていたりするのも読んでいて面白いですよ。

もし、気になっている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

アニメ「まいりました!入間くん」のあらすじ

人間の主人公は幼少期からクズな両親による借金取りから逃げたり、サバイバルをしたり、常に命の危機に面しながら慌ただしい人生を送る14歳の男の子・鈴木イルマくんです。

ある日両親によって乗せられたマグロ漁船でいつも通り働いていると、悪魔と名乗るおじいちゃんがお迎えにきます。彼が言うには両親がイルマくんを悪魔に売ったのだそうです。

あの両親ならやりかねないと、半ば諦めの気持ちで悪魔に連れていかれるイルマくんを待っていたのは、悪魔サリバンの孫として魔界の学校に通うスクールライフでした。

アニメ「まいりました!入間くん」の魅力を徹底レビュー

こちらのアニメはもともと漫画で読んでいましたが、アニメになってキャラクターたちの癖や性格がより感じられるようになりました。

魔界で暮らすことになったイルマくんは、最初こそ悪魔のえさにされてしまうのではとおびえる日々でしたが、時間が経つにつれて魔界の暮らしや悪魔たちにも慣れていきます。

アニメになることで悪魔のおじいちゃんの孫溺愛ぶりが漫画以上に感じられて、だんだんとクラスメイト達がイルマくんを中心になっていくことも、これまでのイルマくんの努力によるものなので成長をみるたびに感動します。

魔界では悪魔たちは魔力をつかったり、学校では魔力の使い方を勉強します。アニメで見るととても華やかで、勉強してきた魔力を応用して人間界の桜の木や花火を再現するシーンはとてもきれいで感動しました。

人間の抱く夢が、悪魔にとっては野望といい、悪魔たちは自身の野望をかなえるために勉強をしたり魔力の修行をします。

イルマくんは両親に振り回されてきた経験から、いつも誰かのために。と直感的に行動をしてしまうので、イルマくん自身が自分の野望を少しずつ自覚していき、魔界で仲間たちと生きていくために学び、行動する姿に励まされます。

学校の行事で文化祭と部活紹介を合わせたような催しがあるのですが、その準備期間でイルマくんが出会った先輩は、人間のように貧弱でお互いに近いものを感じていました。

先輩が一人で所属する部活にイルマくんと友人2人が加わり、魔力で花火を再現しようと研究を重ねます。

発表会の当日に、実はその先輩が学校を爆破して生徒たちの絶望した顔がみたいという野望をかなえるために花火づくりに協力していたことがわかりました。

先輩と対峙したイルマくんは話を聞いて最初こそ驚き、なぜなんだと葛藤しますが、絶望する表情が見たいためという悪魔らしい先輩の野望に、今まで人間界で暮らしてきた人生はとても大変で絶望することばかりだったと思い出しました。

同時に絶望したところで状況は変わらず、なんの意味もないことだということを思い出し、イルマくんはみんなで作り上げた花火を成功させようと行動に移します。

漫画でも絶望した表情をみたいという先輩の変態さが際立っていましたが、アニメになると本当に圧巻でいきいきとした先輩の姿が印象的でした。

このあとイルマくんは無事花火を成功させましたが、アニメの映像がとてもきれいでアニメ化してよかったと感じました。

日常編などを経て、学園の行事である魔界の食材狩りが行われました。一年生で学んだことの集大成を見せる約3日間の個人戦サバイバルとなります。

イルマくんは人間界での生活を思いだしながらサバイバルを難なくこなし、また魔界にきて学んだことを最大限に生かして困難に立ち向かいますが、その途中で他の生徒から『人のもつ最大のトラウマをみせる』能力にかかってしまいます。

なんでも前向きにこなしてきたイルマくんが見たトラウマは、自由奔放に人を巻き込みながら生きる両親の姿でした。人間界に帰ろうと誘ってくる両親の姿にたじろぎ、がけから落ちてしまった先でもトラウマが襲ってきます。今まで隠し続けてきた自信が人間であるという事実を責めるクラスメイト達。

友達という概念のない悪魔と日々を過ごし、切磋琢磨してきたなかで友達の意味を教え、改めて友達となった2人の悪魔も、トラウマを見るイルマくんに冷たく当たります。

このシーンは本当につらくて、人間ということを隠すことはイルマくんが魔界で生きていくには必須です。友達となった2人ともこれまで話すことはありませんでした。

魔力はおじいちゃんの力でごまかしてきているため、友達に噓を重ねているという事実がイルマくんを苦しめます。

しかし、その苦しみを救ったのも仲間たちでした。ここまでたくさんの経験をしてきて、いろんな姿を見てきた仲間たちが、そんな言葉をいうはずがないとイルマくんは強く思いました。

イルマくんの強い意志がトラウマを破り、危機を突破することができたのです。その直後、トラウマといえど仲間たちの姿をみたイルマくんはみんなの姿を思い浮かべ、いままでどんな困難があっても一人ぼっちで乗り越えてきた人間界では口にすることができなかった「寂しい」という言葉を泣きながらつぶやきます。

これがもう辛くて、漫画でも涙したシーンでしたがアニメではよりイルマくんの気持ちが感じられ、早くサバイバルを乗り越えてみんなに会おうね、と応援しました。

その後トラウマを打ち破ったイルマくんが、みんなに会うためにも、自分が悪魔のみんなと生きていくためにも今回のサバイバルは絶対に優勝してやる。と決意する姿は格好良かったです。

まとめ

魔界の学校には多くの生徒が通っていて、イルマくんのクラスメイトだけでも様々な個性を持った生徒がいますが、生徒会や教師陣、魔界の偉い悪魔たちや悪の組織などたくさんのキャラクターたちが登場するので、推し探ししている方にもぜひ見ていただきたいです。

この記事が少しでも参考になれば幸いです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました