ガンダムの歴史を変えた名作!アニメ「機動戦士ガンダムSEED」のレビューまとめ

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こんにちは!

今回は、機動戦士ガンダムSEEDについてレビューしていきます!

”ガンダム”の世界にまだ馴染みのない初心者の方や、
「どのガンダムから見て良いかわからない」と手を出しそびれている方に
是非見ていただきたいですね。

なぜなら、この作品はファーストガンダム以来長く続いている
長大な宇宙世紀シリーズからは
全く設定が離れたコズミックイラ(C.E.)という時間軸で
構築されている物語なので、
この「ガンダムSEED」単独で楽しむことができるのです。

ガンダムの世界の予備知識がなくても、
1話をみれば続きが気になって
どんどん見たくなる絶妙な演出がなされています。

もし、機動戦士ガンダムSEEDの視聴を検討している方は
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

機動戦士ガンダムSEEDのあらすじ

時代はコズミック・イラ(C.E.)71。

その頃の地球は自然な人類=ナチュラルと、
遺伝子操作された新しい人類のコーディネイターに別れて争い、
地球連合とザフトというそれぞれの陣営に分かれて
戦争状態に突入していました。

両陣営から中立を貫いていた
”オーブ”のコロニーに暮らしていた少年キラ・ヤマトは
思わぬことから戦闘に巻き込まれ、
その戦場で幼馴染だった
コーディネイターのアスラン・ザラと対峙することになります。

二人は敵同士となり、
モビルスーツ”ガンダム”に乗って戦場で相まみえることになるのです。

機動戦士ガンダムSEEDの魅力を徹底レビュー

遺伝子操作を施された人類”コーディネイター”と、
旧人類ともいうべき”ナチュラル”の対立の構図と、
それを乗り越えようとする少年たちの友情が描かれます。

また、そこに介在するさまざまな陣営の思惑など、
多層構造的に作りこまれていて、
ぐいぐいと引き込まれていきました。

この作品はいわゆる”ガンダム”の”宇宙世紀シリーズ”とは
全く違う次元で物語が構築されているので、
単体で楽しめて、ガンダム初心者やちょっと手を出しそびれている人にも
十分に理解できる作品です。

本作は今から20年前に制作されているテレビアニメでしたが、
デジタルリマスターを経てクリアな画質になり、
今見ても全く古さを感じません。

平井久司さんが描いたキャラクターや
大河原邦夫さんのモビルスーツのデザインも秀逸で、
当時としての最高峰のクオリティのアニメ作品となっています。

また、佐橋俊彦さんのサウンドトラックも素晴らしく、
これは今なおバラエティやドキュメンタリーの劇伴として
使用されることもあるほどです。

さて、この物語の主人公キラ・ヤマトは
偶然戦場に居合わせてしまったことから
地球連合軍に所属してガンダムを操縦する
パイロットになってしまった少年です。

その彼と、幼馴染で親友だった
対立陣営のザフトの少年兵アスランとの愛憎入り交じった関係性が
一つの軸になっています。

地球連合とザフトのいずれもが完全な悪でも善でもなく、
それぞれの思いや理由があって
戦場に身を置く人々の物語がモザイクのように組み合わさり、
序盤から凄いスピードで引っ張られて行きました。

後に、キラ・ヤマトの存在には
地球連合・ザフトの両陣営を揺るがすほどの
重要な情報が含まれていることが判明します。

しかし彼自身はその運命をも飲み込んで、
自分と仲間のために戦うことを決意するのです。

その演出も素晴らしいですが、
何よりも声優の保志総一朗さんが魂を込めて演じきった
キラ・ヤマトのキャラクターは素晴らしく、
今でもガンダムシリーズのキャラクターの中でも
トップクラスの人気を誇っています。

さて、そんなガンダムSEEDで哀しかったことは
推しが散ってしまったことですね。

キラ・ヤマトの兄貴分として彼を導いていた
ムウ・ラ・フラガ少佐です。

最後の2話は無かったことにしたいほど凹みましたが、
それもある意味必然の流れだったと今では納得しています。

少年たちがメインの物語で、
ムウ・ラ・フラガ少佐とマリュー・ラミアス艦長の
ちょっと大人世代のラブ・ストーリーは
作中でも珍しい癒しの時間でした。

まとめ

T.M.Revolutionや玉置成実、
梶浦由記、石井竜也、中島美嘉といった
当時の日本のアーティストたちがこぞってオープニング、
エンディングテーマを歌っていて、
そのクオリティもかなり高いので
彼らのファンの方にも是非観ていただきたいですね。

今、最新作の「水星の魔女」を見て
楽しんでおられる皆さんにも
きっとお楽しみいただけるクオリティですよ。

この記事が機動戦士ガンダムSEEDの視聴を検討している方の参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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