古き良き懐かしい画風!アニメ「リック・アンド・モーティ」のレビューまとめ

アニメ

こんにちは!

今回は、アニメ「リック・アンド・モーティ」についてレビューしていきます!

「パワーパフガールズ」や「おくびょうなカーレッジくん」など、
カートゥーンネットワークアニメに慣れ親しんだ方は
懐かしい画風かと思います。

ギャグテイストながらブラックジョーク盛り沢山なので辛みの効いた、
一筋縄ではいかないストーリーが好きな方にはおすすめです。

また、シーズン6まで続いているアニメなだけあり、
シーズン2での伏線がシーズン4で突然回収されたり、
過去のキャラクターが唐突に再登場する等、
見続けてきた視聴者を喜ばせてくれるどんでん返しのような展開もありますよ!

もし、リック・アンド・モーティの視聴を検討している方はぜひ最後まで読んでみてくださいね!

リック・アンド・モーティのあらすじ

アニメ「リック・アンド・モーティ」の主人公は
天才的な科学者リックと、
そんな彼を祖父にもつ気弱な孫モーティの二人です。

リックの発明品(例えば宇宙船、時空移動装置など)を使って、
時には家族内での問題を解決、
時には地球を飛び出し様々な惑星や時空を旅をします。

二人の他にもモーティの父と母(母がリックの娘です)、
姉が登場し話が繰り広げられます。

リック・アンド・モーティの魅力を徹底レビュー

アニメ「リック・アンド・モーティ」で
実際に面白いと思ったシーンは、
人間の脳に「今まで共存してきた」という記憶を埋め込み、
人間の家族に寄生するパラサイトと呼ばれる宇宙人に
家族が侵略されてしまう回です。

この宇宙人に寄生されると、
家族としての記憶が頭の中に植え付けられたために
寄生された事実に気づくことなく、
主人公の家族の一員として認識されてしまうことに。

シーンが切り替わると
初めて見る謎のキャラクターが永遠に増え続けます。

しかし登場人物達は植え付けられた記憶のせいで
その事実に気づけません。

最初は5人だった家族が、
徐々に10人、20人と次々に増えていくにもかかわらず、
違和感を抱かないキャラクター達に
視聴者がツッコミを入れざるを得なくなる展開は非常に秀逸です。

そして最後、寄生されていることに気づくきっかけとなったのが、
「本当の家族との記憶には、良い思い出も悪い思い出が存在する」といった事実であることも個人的には深いと思いました。(植え付けられた記憶は、都合の良い楽しい思い出のみだったからです)

ある話で危機的状況に見舞われた主人公のリックとモーティが、
別時空の世界(所謂パラレルワールド)に逃げ込む回があったのですが
その話は中々に悲しかったです。

別時空の世界に逃げ込んだ途端、
その目の前でその時空の自分達が、
まさに実験の最中爆風に巻き込まれ、
木っ端微塵に。

別時空とはいえ「自分」であることに変わりはないので、
モーティはショックを受けますが、
リックは「この逃げ込んだ世界で生きるために彼らに成り代わろう」と提案します。

そしてそのまま家族にも秘密にして、
二人は「本来のこの時空の自分達」の遺体を自宅の庭に埋め、
成り代わって生き続けます。

一旦その回は終わるのですが、
数話後の回の姉が両親と喧嘩する話にて、
この時の成り代わりを姉に告白するのです。

「授かり婚によって生まれた自分は、
二番目の子供(モーティ)と違って望まれたこどもではない」と話す姉に対して、
モーティが「自分も皆に望まれてここにいられているわけではない」と、
かつて自分達が、この時空のリックとモーティの遺体を埋めた埋め跡を
見つめるというシーンが衝撃でした。

単発で終わったと思われた話が実は繋がっていた
ということも驚かされましたが、
埋めた自分達以外の死亡を自分達しか知らない事実と
会って話したこともない「自分達」への哀悼を、
ずっとモーティは胸に秘めていたのだと視聴者もそこで知らされます。

普段はリックに散々な思いをさせられ、
モーティ自身も散々な思いをさせる破天荒ぶりを見せてきますが、
彼の繊細な10代らしさを改めて認識させられたシーンです。

まとめ

アニメ「リック・アンド・モーティ」は
一見単発アニメに見えますが、
ストーリーが地続きでつながっているので、
ストーリーが綿密に構成されたアニメを好む方におすすめです。

パラレルワールド、宇宙、宇宙人等のSF的要素もあるので、
これらが好きな方も楽しめるでしょう。

ただしコミカル画風で隠し切れない程の
グロい血みどろシーンがあります。(例えば人が木っ端微塵になり、辺り一面が血の海になるシーンは日常茶飯事です。)

そのためスプラッタ描写が得意な方におすすめなアニメです。

この記事がリック・アンド・モーティの視聴を検討している方の参考になれば嬉しいです!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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